■ ID | 466 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | フィルターパック法による粒子・ガス成分濃度-第4次全国酸性雨調査・第1年次調査結果- |
■ 著者 | 山本匡利
兵庫県立健康環境科学研究センター 松本利恵 埼玉県環境科学国際センター 野口泉 北海道環境科学研究センター 志田義美 福島県環境センター 川村實 長野県北信保健所 藍川昌秀 兵庫県立健康環境科学研究センター 全国環境研協議会 酸性雨調査研究部会 |
■ 出版元 | (独)国立環境研究所 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第21回全国環境研究所交流シンポジウム、平成18年2月23日 |
■ 抄録・要旨 | 全国環境研協議会酸性雨調査研究部会が平成15年度にフィルターパック法によりに実施した全国32地点におけるガス及び粒子成分濃度の測定結果について報告した。
各調査地点の粒子状物質の年平均濃度(nmol/m3)の中央値で比較すると、陰イオンはSO42->nss-SO42->NO3->Cl-であり、陽イオンはNH4+、Na+が特に高かった。同様に、ガス状物質の年平均濃度の中央値は、NH3>SO2>HCl>HNO3でありNH3はいずれの酸性ガスより2〜5倍高濃度であった。全酸性ガス(HNO3+SO2+HCl)の地域区分別年平均値は、東シナ海沿岸>瀬戸内海沿岸>太平洋側>日本海側であり、塩基性NH3ガスは太平洋側>東シナ海沿岸>瀬戸内海沿岸>日本海側であった。 |
■ キーワード | 酸性雨、乾性沈着、全環研、フィルターパック法 |
| 一覧に戻る |